敷島製パン株式会社
敷島製パン株式会社

  HICが開発したFVS構想をベースとした全国2万店の食料品店(特約店)の活性化及び再生政策の立案及び実行サポート
   ・ 販売政策及び販売組織の見直し
 ・ 特約店政策の見直し
 ・ 特約店支援体制の構築
     サポートメニュー/サポートマニュアル
     サポートチームの教育
     サポート情報システムの構築
  ・ 特約店向新業態FVSの構築とそれを支えるシステムの開発
  ・ 量販店への営業活動の見直し
  ・ 物流体制の見直しと再構築
     物流効率化策検討過程において、配送業務を総合的にコントロールする
     システムが世の中にないことからその開発の必要性を感じ企画し、概要
     仕様を設計。
     東京都中小企業振興公社の認定を受けた。弊社が企画した「最適配送
     コ ントロール統合システム」は次の5つのサブシステムから構成される。
        ・ 配送コース作成支援システム
        ・ リアルタイム運行管理システム
        ・ 運行データ集積システム
        ・ 配送効率管理システム
        ・ 安全運転管理システム




ブリヂストン 株式会社 ブリヂストン

  全国の販社及び系列店の活性化政策の立案と実行サポート
 

HICが開発したFVS構想の導入により、コクピットのチェーンオペレーションを確立すると同時に販社政策、系列店政策を見直して、強い系列店づくりを実現。HICの提案によりFVS事業部を立ち上げ、平成4年にはブリヂストンFVS株式会社として独立を果たす。

 ・新しい業態FVSによる系列店、チェーンオペレーションの構築と本部のしくみづくり
 ・メーカー、販社、系列店間の商品、情報、金の流れの整理と再構築
 ・店舗サポート政策とサポート体制の立案





セブンイレブンジャパン 株式会社 セブン-イレブン・ジャパン

  加盟店(当時は約6000店)拡大へ向けた事業体質の強化策の立案とサポート
 

@ 第4次店舗総合情報システムにおけるビジネスプロセスの評価
A 「店舗設備予防保守システムの検討 」
B 「店舗診断システム概要の検討」
C 「次世代CVSカウンターシステムのコンセプト提案」





キリンビール
キリンビール株式会社

  量販チャネルに対する販売体制の再構築
  販売体制の見直しを行い、量販チャネルに対する対応強化とその具体的方策を立案。




伊藤ハム 伊藤ハム株式会社

  販売から生産までの事業プロセスの見直しとリエンジニアリングによる事業再構築
  販売計画の精度を低下させている要因を詳細に分析し、販売計画立案から発注、生産、納品に至る新しいプロセスとそれを支えるSCM(サプライ チェーン マネジメント)システムの基本仕様を設計。




マンダム
株式会社 マンダム

  販売事業の再構築案の立案
  ・ 代理店支援策の立案
・ 販売店支援策の立案
・ 営業マンの生産性向上策の立案




丸大食品株式会社
丸大食品株式会社

  体質強化を目的とした事業モデルの再構築策の立案
 

製品の鮮度向上を目指して営業所の在庫を減らし、小売店からの返品の削減を図ると同時にフレッシュローテーションによる在庫/返品の削減及び営業活動の標準化と効率化を実現する再構築案を立案。





日本電気株式会社
日本電気株式会社

  以下の事業再構築策及び事業体質強化策の立案とその実行支援
  (1)大規模デマンドチェーン向ソリューション事業構築のためのSE及び営業要員の養成
(2)ソリューション事業体質強化のための営業要員の教育体制の分析と見直し
(3)装置業向ソリューション事業再構築のための事業部の業務改革
   ・事業部内におけるSolution Business Methodologyの確立
   ・競争優位のSales Methodの確立
   ・セールスマネジャー教育
(4)事業体質強化のための日本経営品質賞のフレームワークによるセルフアセスメント
   ・交通システム事業部
   ・第1金融システム事業部
(5)住友商事、JAL等の重要顧客における情報システムの満足度と活用度の診断及
   びNECにおけるCS向上策の立案
  <顧客満足調査実施企業>
 

住友商事株式会社、東急ホテルチェーン株式会社、東急エアカーゴ株式会社、日本航空株式会社、鈴与株式会社、ミズノ株式会社、ダイコク電機株式会社、日本コカ・コーラ株式会社、千葉トヨペット株式会社、トヨタカローラ山口株式会社、明治乳業株式会社、ハウス食品株式会社、日清製粉株式会社、愛知県酪農農業協同組合連合会、ココスジャパン株式会社、橋本総業株式会社、株式会社レナウン、センコー株式会社、鴻池運輸株式会社、ナビックスライン株式会社、株式会社近鉄エキスプレス、三八五流通株式会社、株式会社リョーサン





ピップトウキョウ株式会社
ピップトウキョウ株式会社

  受発注、入出荷、在庫管理等の基幹事業の再構築
 

・オリエンテーション
・現状調査/分析
・基本構想案の立案
・組織及び業務運用の改善案とシステム改善案の提示





富士薬品
株式会社 富士薬品

  配置販売事業の再構築
  現行の配置営業のやり方を詳細に分析して事業としての成功方程式を導き出し、それを実現するように事業プロセスの詳細をITシステムを駆使して再構築。
320ヶ所の営業所に関し、弊社が開発・製造した営業所端末で武装すると同時に、3000名の全営業マンに携帯端末と携帯プリンタを装備。
  ・オリエンテーション
  ・現状調査/分析
  ・基本構想案の立案
  ・概要運用仕様の作成
  ・詳細運用仕様の設計
  ・システム開発
  ・営業所端末(ハードウエア)の設計及び製作




アトリエニキティキ
株式会社 アトリエ ニキティキ

  受注から出荷及び発注から入荷に至る基幹業務全プロセスの見直しと再構築
 

在庫切れと過剰在庫、作業の煩雑化、手作業の増大とそれらがもたらすコスト増及び顧客サービスの低下等の要因を分析し、顧客からの受注・出荷の管理、仕入先(海外)への発注・入荷の管理、輸入手続管理、在庫管理、売掛/買掛管理等の基幹業務のすべてを見直しし、新しい業務運用案を立案すると同時にコンピュータシステムの再構築及び新しい業務運用の教育とスムースな実施のサポートまで含めたトータルサポート。





ポーラ化粧品本舗
株式会社ポーラ化粧品本舗
株式会社東東京ポーラ

  化粧品訪販事業の見直しと成功方程式を含めた再構築案の立案
  販社のFC活動と営業所の現状調査分析を行い、問題点を分析・抽出し、訪販事業を取り巻く環境分析を踏まえて、今後の訪販事業の成功方程式を含めた事業戦略の立案。




株式会社デサント 株式会社デサント

  システム改善案についての診断




UCC上島珈琲株式会社
UCC上島珈琲株式会社

  名刺の自動読み取りを利用した顧客管理システムの開発




株式会社パルタック
株式会社 パルタック

  パルタックが作って提供しているスーパードラッグシステムの診断




南海フードシステム株式会社 南海フードシステム株式会社

  南海電鉄、京阪電鉄、阪神電鉄が共同で駅構内及びその周辺に新しくCVSを展開するに際し、1号店の立地調査と売上高予測を南海フードシステム株式会社より受託し実施。




株式会社ひよこ 株式会社 ひよ子

  直販店の店舗システムの現状分析と改善案の立案




株式会社デオデオ
株式会社 デオデオ

  事業モデルの見直しと再構築案の立案
  家電量販店という業態とチェーンオペレーションを見直して新しいフォーマットとそれを支えるしくみを提案。




  株式会社エムエムアイ

  FPビジネスのフランチャイズ化に関するコンサルテーション
   ・新規事業コンセプトの立案
 ・事業化の推進計画立案及びプロジェクトのマネジメント
 ・新会社の組織、体制の立案
 ・フランチャイズシステムの構築(運用、ルール、契約形態等)




サムスン
三星物産株式会社(韓国)

  百貨店標準システムの開発に関するコンサルテーション




住友生命保険相互会社

  H16/3〜H18/9の2年半に亘り、経営トップとの緊密なコンタクトのもとに以下の3つを柱とする住友生命の経営改革、業務改革を策定し、主導。
 

(1)長期経営戦略の策定とその実行指導
(2)経営インフラ革命とその柱である事務・サービス インフラ革命及び営業インフラ革命
   の策定とその具体化。
(3)ビジネスモデルの見直し(現行販売体制の見直しと強化)及び新しいビジネスモデ
   ルの検討。





 

※1994年以降取材をお断りしたため、1991〜1993年度のものだけになっています。
日経産業新聞 1991年12月13日 金曜日
  小売業の経営コンサルタント
 

小売業の経営コンサルタント。敷島パン、ブリヂストンといった大手メーカーを主力顧客とし、特約店の活性化を指導する。販売時点情報管理(POS)システムを利用した戦略情報システム
(SIS)の構築を得意とする。 「流通業界のレッスンプロ」をめざす。
磯部社長は日本エヌ・シー・アールの出身で、一貫してPOSを中心とする流通業の情報システム化に携わってきた。伊勢丹、三越、そごうなど大手百貨店のPOS導入を手掛けた。「小売業に知恵を売る」会社として、88年5月にエッチ・アイ・コーポレーションを設立した。
ノウハウは「徹底した現状分析」と強調する。メーカーの特約店は量販店に押され数が減る傾向にあるが、磯部社長は「当たり前のことをやっていないことに原因がある」という。客への応対の仕方など技術面での問題点を指摘するとともに、組織全体の活性化をも含めた解決策を提示する。
小売業の場合、十店舗程度を展開し売上高が百億円に達したころに問題が起きやすいという。規模の拡大に応じ組織の運営方法を改めなくてはいけないのに、創業以来の社内のしがらみから抜本的な企画に踏み切れない企業が多い。そこにコンサルティングの必要性が生じる。
情報システムの構築は得意とする分野だが「あくまで小道具」と言い切る。メーカーまかせでPOSを導入し、充分な成果を得られていない流通業が目立つ。「何のために情報システムが必要かを経営者に気付かせることが仕事」と力を込める。

日本経済新聞 1992年8月22日 土曜日
  資産運用相談所をFC展開
 

個人に対する資産運用の相談業務に携わっているMMIは、九月中旬からFPのフランチャイズチェーン(FC)展開を開始する。FCの母体として子会社「FPアカデミー」を九月一日付で設立し、保険代理店、会計事務所などを会員にする。会員に対しては会費を徴収する代わりに、FP業務に必要な情報を提供し、資産運用の手続きも代行する。高齢化の進展や金融商品の多様化に伴いFPの役割が高まっているが、FC展開の試みは初めて。
MMIが会員とするのは、保険代理店、会計事務所のほか、不動産鑑定士や不動産仲介会社など独立系の業者。FP業務を始めるには土地、税、保険などに幅広く習熟する必要がある。しかし独立系の中でも、例えば、保険代理店は保険商品には詳しくても税金や不動産の知識が乏しいことが多い。MMIは情報のギャップを埋めるため、会員に対して@FPになるための教育A個人顧客の人生設計に必要なソフトプログラムの提供B資産運用の手続き代行−などのサービスを準備している。また会費は「FPアカデミー」の名を記した共通の名刺を使って営業できる。会費は入会金二百五十万円、入会後は月々四万円。
FPは、人生設計に合った資産運用や節税の方法をアドバイスし、実際に手続きを代行する業務。顧客から運用プランの作成料を取るほか、顧客の資産を預け入れた金融機関からも手数料が得られる。具体的には、相続税などの税金対策、手持ち不動産の有効活用、保険商品の選択についての相談が多い。八〇年代までは金融機関が中心となってFP分野を開拓していたが、九〇年台以降、独立系のFP業者が増えている。

上の記事に掲載されているFPフランチャイズ化に関する企画、組織、運用すべてにわたって、
凱MIからの依頼により潟Gッチ・アイ・コーポレーションが立案・構築しました。

日経産業新聞 1993年4月6日 火曜日
  リストラを“包括支援”  営業から生産まで 人材採用の請負も
 

経営コンサルタントのエッチ・アイ・コーポレーションは、中小企業のリストラ(事業の再構築)を支援する企業診断・カウンセリングに乗り出す。営業・企画から間接部門、生産にわたり包括的に問題点を浮き彫りにし、企業の実態に応じて事業効率の向上や整備などを進める。必要なら人材採用業務も請け負い、企業の競争力をトータルに高める。同社はこれまで大手企業が主な顧客。中小企業が迫られているリストラを、新たなビジネスチャンスと見る企業コンサルタントの動きが活発化してきた。
企業診断・カウンセリングは生産性や品質管理の向上などの生産分野、採用、事務業務の標準化といった間接部門、販売チャネルの効率改善や営業支援体制の構築など販売の三分野が、全体としてバランスしながら改善することを目的に実施する。
企業診断に基づき、経営者の意識改革、権限の明確化、業務を標準化してだれでもできるようにするためのマニュアル化などを進める。
同社のコンサルティングは採用を柱の一つにしているのが特徴で、必要な人材を明確にしたうえで、採用活動を支援する。中小では必要な人数や業務が不明確なままで増員するケースも多いという。生産関係はこの分野に強いコンサルタントのコスミックの協力で進め、生産量の20−30%増を目標にする。
料金は現状分析の一週間診断が五十万円、一ヶ月で現状分析、対応策立案、プレゼンテーションを集中実施する場合が三百万円。比較的長いテーマで顧客の要望に合わせてスケジュールを組むときは、成功報酬システムにする。
同社はこれまで主に、製造業や流通関係の大手企業を顧客とし、販売改善などを手掛けてきた。大手顧客相手に培った企業診断ノウハウを中小向けに生かし、「中小企業トップのブレーン代行」を目指す。

日経産業新聞 1993年9月10日 金曜日

  経営コンサル腕まくり
 

景気回復が足踏みを続け、円高の追い討ちも加わり、中小企業の間では、打つ手がないという悲鳴が巻き起こっている。しかし、本当に手を尽くしたのだろうか。妙手はないのか−現状打開の方途を探っているのは企業の指南役、経営コンサルタントも同様。業績回復につながる新機軸に知恵を絞っている。
(中略)
エッチ・アイ・コーポレーションの場合は、中小企業のリストラを包括的に支援するサービスに乗り出した。店舗網拡大を計画する場合では必要な人物像を明確にしたうえで、人材の採用や人材が育つまでのスタッフ機能代行も手掛ける、といった具合。磯部社長は「こうしたニーズは相当ある」と見ている。

日経産業新聞 1993年9月17日 金曜日
  トラック効率よく運行  エッチ・アイ・コーポレーション 物流システム開発
 

経営コンサルタントのエッチ・アイ・コーポレーションは、トラックの積載効率を高める物流システムの開発に乗り出す。効率よく回れるコースをコンピューターで設定するほか、車載端末を使いトラックの運行を管理する。搬送する物品の量が変化したり、コース内に多様な業態の販売店を含んでも、効率を保てるようにする。食品会社、日用品の配送会社などでの需要を見込んでいる。
開発には東京都中小企業振興公社の助成金を受けることが決まった。電子機器開発のミドランテックと共同で開発する。
同システムでは、利用するトラックの積載量や各店舗への配送量などをもとに、適切なルートを設定。店着標準時間なども分かるようにする。現在ではコースは手計算で決めるのが大半という。
トラック搭載用に小型端末も開発、無線で店着時刻などを本部に送信できるようにする。端末は軍手をしながらでも操作が可能な構造。トラックからの連絡を受けて本部が遅延の連絡などをできるので、運転手の負担を軽減できる。価格はトラック百台に対応した場合、1億2千万円を予定している。積載効率を上げれば、輸送コストを軽減できるとしている。

日本経済新聞 1993年9月22日 水曜日
  サービス強化へ提携  増資、土地活用、物流管理・・・ 異業種とも協力
 

中小企業を対象としたコンサルタントや税理士がネットワークを作る動きが活発になっている。顧客である中小企業が抱えている問題が複雑になっていることや、単独では解決できない問題が増えているためだ。不況や社会構造の変化によってコンサルタントへの潜在需要は高まっており、ネットワークを作ることで需要を掘り起こす狙いもある。
税理士、公認会計士などで構成しているブレインは、商法改正で資本金の最低額が引き上げられたことに対応、中小企業の増資支援ビジネスを始めた。(中略)
異業種と協力して、コンサルティングの実効をあげようとする例も出てきた。流通業を対象にコンサルティングを手掛けるエッチ・アイ・コーポレーションは、電気機器開発会社のミドランテックと共同で、トラックの積載効率を向上させるシステムの開発を計画している。コンピューターでトラックが効率良く回れるコースを自動設定し、小型車載端末で運行を管理するというもの。コース設定は手作業に頼っているのが大半で、積載効率を高めると輸送費のコストダウンにつながるという。

日経ロジスティクス 1993年11月号
  トラックを効率運行するシステム
  経営コンサルタントのエッチ・アイ・コーポレーションは、トラックの積載効率を高める物流システムの開発に乗り出す。効率よく巡廻するコースをコンピューターで設定し、車載端末を使いトラックの運行を管理する。食品や日用品の配送会社などへの需要を見込む。システム価格はトラック100台に対応した場合で1億2000万円の予定。(日経産業9/17)

 

百人百語 2004〜2008
 
MCEIとは
MCEIは、多様なマーケティングの現場で仕事をしている実務家の組織です。メーカー
、流通、エージェンシー、メディア、コンサルタント。どこに所属していても、すべて、困難な課題に挑戦している実務の人間ばかりです。MCEIが問題にするマーケティングの領域は広汎です。商品開発、広告、販促、営業、流通、さらに、組織や経営も取り上げます。実務の世界では、すべて分かちがたく結びついているからです。MCEIは、非営利で運営されています。定額の会費で、理事と委員とボランティアで、自分達がやりたいことをやりたいように決めています。
いま、一番知りたいテーマについて
いま、一番議論したい人たちと議論できる
日本で一番実践的な実務家の組織
それが"MCEI"
MCEIの歴史
1945年、ニューヨークでセールスプロモーションの実務家たちが集まり、まだ体系化されていないノウハウの交流を始めました。そして、SPEA−Sales Promotion's Executives Association−という組織をつくりました。1972年、SPEAはMCEI(Marketing Communications Excutives International)に名称を変更しました。SPよりももっと広汎なコミュニケーションの現場をカバーするためです。MCEI東京は、1969年に設立されました。以来、世界の各支部の中で、もっともエキサイティングな活動を展開してきました。



2004年

「エッ 4倍もですか?」

現在、大手食品メーカー十数社をメンバーとするシステム研究会のコーディネーターをやっている。先日そこに某大手CVSの役員の方を招いて話を聞いた。その時、その方の話に対して出た皆さんの反応がこのタイトルだ。その話というのは、日本における新製品(加工食品)のライフサイクルが米国に比べて4倍も早い、というものだった。
この背景には新珍奇を好む民族性があると思われる。サヌカイトを使って演奏する人をTVで見たことがある。"普通の楽器ではオモシロクないから"ということだった。"普通の楽器を極める"こともせずに、だ。日本ではスタンダードが根付きにくい所以である。
そのようなマーケットについてゆくのか、それとも自社のコンセプトでマーケットをリードするのか、メーカーにとって大きな岐路である。ついていくなら徹底的についていけるしくみが不可欠である。中途半端についてゆくとヒドイ目に会う。

 


2005年
「消費者ニーズはない」

「消費者のニーズを探る」といった言い回しがよくされる。何か、消費者が予め具体的なニーズを持っているかのように見える表現であるが、錯覚である。
「あなたはどんなバッグがすきですか?」と尋ねられて、「大きさはこれくらいで、形はどうで、色はどうで、持ち手の形はどうで、素材は・・・」などと言える人はいない。しかし、現実に何がしかの物を買うわけであるから確かにニーズはあるわけだ。店に入るまでは「何かいいバッグはないかしら?」ぐらいにしか思っていなかった。いや、何となく入っただけかもしれない。しかし、ショーウィンドウに飾られたバッグを見て「あ、これいい!」となったのである。
つまり、プレゼンテーションを受けた瞬間にニーズは発生するのである。従って、あれこれ、手を変え品を変え、こまめにプレゼンテーションを繰り返さなければいけない。エンドレスに・・・。プレゼンテーションには、品揃えから、陳列のしかた、演出のしかた、接客、さらには店づくりまで含まれる。
 


2006年
「売り手の中抜き現象」

つくり手と売り手と買い手によって消費マーケットは形成されている。いや、"形成されていた"。何故過去形なのか?バーチャルマーケットのビッグバンによって、その担い手に大きな変化が起きているからだ。どんな変化か?売り手の中抜き、つまり、つくり手と買い手の直結という変化だ。何がこの変化をもたらしたのだろうか?3つある。割高の社会資本、通信技術と情報技術の劇的革新、それと、買い手の玄人化と売り手の素人化だ。
中でも売り手の素人化がもたらした影響が最も大きい。もともとホスピタリティの薄い民族性へもってきて、マネジメントの不在が売り手の素人化に拍車をかけている。玄人跣の知識を身につけた客ほどダメな売り手に見切りをつけてインターネットへ走る。商品を手に取って確かめられないという欠点があるが、「店頭で不愉快な思いをしなくて済む」という、それを凌駕する長所があるからだ。
店売りの衰退は故ないことではない。
 

2007年

「それでも前よりはよくなったんです」

私は経営改革、業務改革を業としている。現状を分析し問題点を抽出して、クライアントにつきつけることから仕事が始まる。
タイトルは、そういった場においてクライアント側の人がしばしば発する言葉である。
私がいろいろと問題点を指摘するので、カチンときてそういう反論を言いたくなるその気持ちは分かる。しかしである。
社内では変化しているつもりでも、社外(マーケット)の変化の方が大きく且つ早ければ意味はない。対比しなければいけないのは、自社の過去ではなく現在のマーケットなのである。そんな風に、外に目を向けないでコップの中をすべての世界として内ばかりに目を向けていては、いずれマーケットにそっぽを向かれるのではなかろうか?
来年はいよいよ株式交換の外資への開放が始まる。お客は、目の色が黒かろうと青かろうと、自分達の立場に立ってくれる会社がいいに決まっているのだから。

 

2008年

「Before マーケティング」

ある百貨店に買物に行った。売場には客が誰もおらず、女性の販売員が2名おしゃべりをしていた。私が売場へ入っていくのをそのうちの1人が目の端でとらえた。しかし、おしゃべりは続いている。私がいくつかの商品を手に取ったりしだしても、依然としておしゃべりは止まない。そして、それはついに私が売場を出るまで続いた。
「百貨店の売上が下がっているというのになぜだろうか?」と私はその後そのことをずっと考え続け、あるとき答えがわかった。
「私に気づいた販売員は、客である私よりも“身内”である同僚を優先したのだ」と。私は一過性の人間だが、同僚とは明日も明後日も会う。「おしゃべりを止めて接客をしなければ」と思うのだけれど、中断することによって同僚の機嫌を損ねるのを気遣ったのだ。つまり、客よりも身内を優先したわけだ。身内の論理が優先される日本の企業においては、まだマーケティングの世は明けていない。

 


 
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