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固定資産管理のベストプラクティス化

 

固定資産管理のベストプラクティス化が求められる背景

固定資産管理のベストプラクティス化が求められる背景
 
その1 ROAの重視
固定資産管理にはカネの管理とモノの管理という両面があり、従来前者においては「減価償却による資産の費用化」が、又、後者においては「内部統制視点による資産の保全」が主たるテーマでした。
ところが昨年内閣府から『未来投資戦略2017』として、「ROAという考え方、すなわち、資産を将来の収益源として有効活用すべき」との方向性が打ち出され、新しい会計基準にも盛り込まれる動きになっています。
財務諸表上においても、資産がどのように収益源となっているかの明確化が求められるようになると思われますので、今後時代の要請として、固定資産管理の精緻化即ちベストプラクティス化がますます求められるようになると考えられるます。
 
その2 生産性阻害要因の除去
固定資産周りには以下のような課題(生産性阻害要因)があります。
 
【課題1】固定資産現物の全貌が把握できていない。
【課題2】モノの動きと納品データ等購買情報の動き、及び、減価償却等のカネの動きが互いにリンクしていない。
【課題3】保守料や修繕費が個別の資産ごとに把握されていない。
【課題4】台帳で管理している名称と現場で使用している名称が食い違う。 ⇒棚卸が難航
【課題5】固定資産管理台帳の登録名が「○○機器一式」や「その他の設備」等現物の特定が困難な名称になっている。
【課題6】現物を管理している現場部門から他事業所への移動および外注への貸与等の情報がタイムリーに集まらない。
【課題7】現物の利用状況が把握されてないため、無駄な購入が多々発生。
【課題8】固定資産の実査に関わる課題。(正しい実査ができているか、一式購入した資産の部分除却ができない等)
【課題9】貸出管理がキチっと行われていない。
【課題10】リース契約における課題(カネとモノの管理がリンクしていないため発生する課題)
【課題11】不正やミスを未然に防止するしくみや各取引について検証できるしくみがない。
【課題12】エクセル及び手作業による属人化した処理
【課題13】異なる帳票や台帳への同じような情報の繰り返し記入や転記の多発。
【課題14】資産台帳が目的別に複数あり、管理がバラバラ。
【課題15】似たような資料を別々の人間が作成。
【課題16】ペーパー(ex.伝票)の移動による情報の伝達。 ⇒ 距離と時間の制約。効率の低下。
【課題17】あるシステムからのアウトプットを加工して別のシステムへ再入力するといったことが行われている。
【課題18】意味のない作業が惰性で形式的に行われている。チェックや検印が効果的に行われていない。
 
日本企業の生産性は先進7か国中最下位の状態が43年間続いているため、政府は「生産性の向上」を重点施策として挙げていますが、「生産性の向上」は政府のもう一つの施策「働き方改革」と密接な関連があります。生産性を上げることにより「労働時間を短縮すると同時に給与を上げる」ことが働き方改革の本丸だからです。
そして「生産性の向上」は三つ目の政府の施策「ITの戦略的活用」ともリンクしています。生産性の向上を図るためにはITの戦略的活用が不可欠だからです。
政府の3つの重点施策は「ITの戦略的活用」により「生産性の向上」を図り、それにより「働き方改革」を実現するというように互いにリンクをしているのです。
 

固定資産管理のベストプラクティス化のトータルイメージ

固定資産管理のベストプラクティス化のトータルイメージ
 
固定資産管理には、経理部門、現場部門、購買部門が関与しています。
経理部門には減価償却を中心とした固定資産管理パッケージが、又、購買部門においては購買情報に関係するシステムが導入されていると思いますが、現場部門においては現物管理システムが未導入の場合が多いと思われますので、第1段階でまず現物管理システムを整備し、第2段階で現物管理システムと経理部門や購買部門における各々のシステムとを、統合DB(台帳)を中心にIoTでデータ連携することにより、整流化・統合化・オートメーション化された一気通貫のしくみを実現するのが固定資産管理のベストプラクティス化のトータルイメージです。
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