
「強者のしくみ」読ませてもらいました。
ようやくまともな本に出会うことができました。
ただのよいしょ本ではなく、組織論として一般化の方向性を持った、希有の内容と思います。

読みながら、目からウロコが落ち続けました。今も、読み返す度に「そうだよ、そうなんだよな」と何度も思います。
自分が置かれている状況、企業が置かれている状況、日本という国が置かれている状況、全てが、この本に書かれていることで説明ができるのでは、と思う今日この頃です。
日本人全員が、この本を読んで理解することができたら、どんなにいいだろう、と思います。

ただ単に成功企業のビジネスの仕組みを紹介するだけでなく、なぜ強者は強者であるのかに徹底的に拘って書かれています。長い間、大手金融機関に勤務していますが、流通業界に限らず、なぜ日本的企業が成功を継続できないのかよく分かりました。本当に目から鱗の一冊でした。会社の同僚やそれ以上に、経営者や管理職に是非とも読んでもらいたい一冊です。

自らの経験に基づき、独自の視点を確立した上でじっくり書かれた1冊です。独創性に満ちたエキサイティングな語りでした。
ともすれば独善的な香りが漂いがちなこの手の本ですが、本書はそういう本ではありません。著書が巻頭で予告したとおり「目から鱗」の記述がちりばめられています。
ビジネスモデルという言葉の今まで出会った中で最も説得力ある解説書でもあります。

最近読んだビジネス本で最もよかった。極めて説得力がある。述べられていることを、明日からでも試してみようという気になります。

本書の多くは、セブン−イレブンとしまむらのベンチマーキングに割かれているが、単なる事例研究にあらず。
両社における事例はメッセージの補強でしかなく、事例の向こう側には優れた経営に対する崇高なメッセージが見える。
「理屈どおりに物事が進まないとすれば、理屈が間違っているか、運び方が間違っているか、誰かが怠けているか」という言葉が印象的だった。理論に妥協を許さない姿勢が大事と痛感。
経営に近いポジションで仕事をしている身としては非常に痛切なメッセージだった。
日ごろ、自分が正しいと思っていることも組織的な軋轢の中にあればどうしても弱腰になりがち。本書からはそのような不条理にも常に戦い続けようという勇気をもらった。

ひさしぶりに目からウロコが落ちるビジネス書に出会いました。
著書は、セブン−イレブンとしまむらのベンチマーキングを通して、「強者にはしくみがある」ということと「それはどんなものなのか」を論じています。 |